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InDesignを使う上で便利な機能に[段落スタイル]があります。テキストの処理では欠かせない機能です。段落スタイルは段落の設定を事前に登録しておき、段落スタイルをテキストに適用すると複数の設定が一度に指定できます。InDesign CS2には段落スタイルの設定パネルが「27」もあります。ここではそれぞれの設定パネルを一つ一つ取り上げて使い方を解説します。目次は こちらから
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▼04 文字揃えを指定する[インデントとスペース] |
[インデントとスペース]では、グリッドフレームやテキストフレームでの行の揃え方と、インデントを指定します。
[インデントとスペース]の[揃え]では段落設定パレットのフレームグリッドやテキストフレーム内のテキストの揃え方を指定します。通常は「均等配置(最終行左/上揃え)」を指定します。
「ノド元に向かって(整列)」と「ノド元から(整列)というのは、見開きで右と左で行揃えの方向が異なる揃え方です。これらを指定した場合は、当然均等配置はできません。基本的に欧文のための機能でしょう。
[行末を揃える]は、行末をできるだけ自然に調整するものです。均等配置のように強制的に揃えることではありません。これも、欧文で利用する機能で、行揃えに「左/上揃え」「中央揃え」「右/下揃え」を指定し、Adobe段落コンポーザが使用されている場合のみ有効です。
インデントは段落の開始位置と終了位置を指定するものです。通常は「一行目インデント」を全角スペース分(テキストポイントサイズ×0.25 mm)を入力します。またそれ以外に引用不文などで段落全体の開始位置を変更する場合などにも使います。なお、「一行目インデント」は「左/上インデント」を基準にして指定されます。
[段落前のアキ][段落後のアキ]は、段落の前と後に、行送り以外のアキを設定するものです。ただし、グリッド設定がオンになっていると、グリッド設定にあわせた行間で調整されます。
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